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ブレーキシステムの違い

今日はアメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーのブレーキシステムの違いを解説します。 これも大変よくある質問の一つですが、システムの違いを知ることも走行するうえで重要です。少し長いですがしっかりご覧ください。


ヨーロピアンのブレーキシステム(慣性ブレーキ)


慣性ブレーキとは、Aフレームにある黒い蛇腹部分が伸び縮みすつことでトレーラーのブレーキがかかったり、解除されたりします。

ブレーキを踏むと後ろからトレーラーに押され蛇腹部分が縮みブレーキがかかります。走り出すと伸びてブレーキが解除されます。

伸び縮みするため、後ろから押された衝撃があったり、走り出す時も伸び切った時の衝撃が出ることがあります。ブレーキや発進はゆっくりやる必要があります。


注意点

慣性ブレーキで怖いのは図の様な長い急な下り坂の状況になります。この様な場合トレーラーは常に車を押した状況になり、つまり蛇腹部分が縮んでブレーキが掛かった状態になります。この様な状況が長く続くとブレーキ焼きを起こす可能性があります。車はエンジンブレーキ等をかけてフットブレーキを踏まなくてもいい状況を作れますが、トレーラー側はそうは行きません。 長い下り坂の場合は常にトレーラーのブレーキを気にして走行する必要があります。


メンテンナス

蛇腹の中にはショックアブソーバーのようなパーツが入っていますが、年月を経るとガス抜けのようになり、押されたり伸びたりの衝撃が大きくなってきます。定期的に交換しなくてはならないパーツになります。



アメリカントレーラー電磁ブレーキシステム


電磁ブレーキとはヘッド車にブレーキコントローラーという装置を取り付け、車がブレーキを踏むとその信号をトレーラーに送ってトレーラーのブレーキを利かせるシステムになり、Aフレームなどに動きはありません。連結部が動くようなことが無いため、押されたりなどの衝撃もありません。


車にブレーキコントローラーというパーツを余分に取り付けなくてはなりませんが、ブレーキコントローラーはトレーラーの押し具合を判断してブレーキを掛けてくれる優れた物でアメリカントレーラー牽引では必須パーツになります。


優れた機能

長い下り坂などの場合ですが、アメリカンはブレーキを踏まない限りトレーラーにブレーキがかかりることは無いため、ヘッド車でエンジンブレーキ等を使い下って来ればブレーキ焼けのリスクはかなり少ないです。更にトレーラーだけブレーキをかけることも可能です。


ブレーキコントローラーの有効な使い方(ジャックナイフ防止)

雪道などでヘッド車のブレーキを踏んだ場合、トレーラーは前に押されて横滑りしてジャックナイフ状態になる可能性がありますが、アメリカンはトレーラーだけブレーキを掛けて前に押す状況を防ぐことが出来ます。これによりジャックナイフになることを防ぐことも出来ます。


ジャックナイフとは


ジャックナイフ現象 トレーラーがブレーキを踏んだ際、後ろから押すトレーラーの力が強く横に横滑りした状態を言います。


ブレーキシステムの違いで運転時やブレーキングなどの特性がかなり変わって来ます。ブレーキシステムの違いもしっかり理解してくださいね。 ではでは


 
 
 

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