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トレーラーのブレーキシステムの解説

アメリカンキャンピングトレーラーのブレーキシステム
アメリカンキャンピングトレーラーのブレーキシステム

今日はちょっと専門的なお話になります。 以前ヨーロッパの慣性式ブレーキとアメリカンのブレーキの違いを解説しましたが、今日はアメリカントレーラーのブレーキについて踏み込んで解説します。


アメリカントレーラーのブレーキは慣性方式と異なりブレーキの効きがいいことは良く知られたことです。

ここ最近トレーラーの車検をユーザー車検で済ませる方が結構いますが、ブレーキについては何もしていないのが現状でしょう。 果たしてこれはいいことなのでしょうか?  遊びで使う物、買う時やオプションにはお金をかけるけどそれ意外となるとお金を渋るのは気持ちは理解出来なくも無いですが、メンテンスをきちんとしないと機能しない恐れもあります。 トレーラーは車であり、万が一は他人も巻き込む事故にもなりかねません。

旅先でのトラブル等を考えてもここは是非ともしっかり考えて欲しいと思います。


実は難しくない! トレーラーブレーキのメンテナンスはそれほど難しくなく構造も至ってシンプルなんです。


先ずは基本の仕組み

仕組み
仕組み

アメリカントレーラーにはブレーキコントローラーが必要ということは既に多くの方が知っていると思います。 車のブレーキを踏むとブレーキコントローラーから電気信号がトレーラーブレーキに送られ電磁石を動かしブレーキをかけるというものです。


ブレーキユニット

ブレーキユニット
ブレーキユニット

これはブレーキユニットに中身です。下の楕円形の物が電磁石でこれが動いて左右のパッドを動かしブレーキをかけます。


電気信号用配線
電気信号用配線

そのためアメリカンのブレーキには電気信号用の配線が出ています。


ブレーキ調整

ブレーキ調整
ブレーキ調整

ブレーキユニットの裏側には調整を行う小さな穴があります。 種類により1つ穴と2つ穴の物があり仕組みが若干異なります。



ブレーキユニットはアッセンブリー交換が基本

アッセンブリー交換が基本
アッセンブリー交換が基本

写真右は外した古い物で左は新品です。古い物を観るとブレーキパッドはまだ残っているように感じますが、ダスト汚れがひどいですね。使用頻度が少ない場合ブレーキパッドは減らなくても、ブレーキダストが固着しブレーキが上手く機能しないこともあります。

汚れやサビがひどい場合はアッセンブリー交換するほうが安心です。


作業はそれほど難しくな無い 基本的には専門ショップでの作業を推奨していますが、アメリカでもメンテナンスを怠る方がいて、注意喚起としてメーカーも交換動画など公開しています。


パッド交換もアッセンブリーもさほど費用は変わらない。

パッド交換の場合、パッド自体は安いかも知れませんが、交換費用や、クリーニングなどの手間を考えると、アッセンブリと差がありません。 アッセンブリー交換の方が交換作業だけなので時間も手間も楽なんです。 特に一般の方がやる場合においてはアッセンブルーが簡単です。


基本的にこの様な作業を一般の方が行うことは好ましく無いことははっきりといえますが、ソーラーやリチウムバッテリー、ポタ電などにはお金をかけるが、肝心な足回りなどにお金をかけない方が多いのです。車検もユーザーで済ます。 これはアメリカンに限らずRV全体に言えることです。 であれば、ある程度の知識、技術なあれば出来ることなので安全のためにも是非やって欲しいと思うからなのです。


ブレーキ交換の条件 当然ある程度の技術、知識があること。

アメリカンのブレーキシステムを理解していること。

ブレーキユニットはトレーラーによりサイズがあります。

ユニット交換は左右同時がベスト。ユニットにも左右があります。 アメリカから輸入出来るスキルがあること。(弊社購入も可能)


簡単じゃないじゃん(笑)と思う方もいるかも知れません。費用が高いか安いかは人それぞれなのでなんともいえませんが、出来ない場合はしっかりお金を払って業者にやっていただく。そうでなければ自分で頑張ってみることも必要かもしれません。何もしないのが一番怖いです。ブレーキユニット交換は1軸であればその日に完了することも可能。2軸の場合で2日程度です。


安全に関わる足周りのことですし、これから本格的なシーズンを迎え使うことも増えて来るでしょう。是非きちんとメンテナンスして欲しいと思います。


先ずは車に連結した状態でトレーラーを動かなくし、トレーラーのタイヤを軽くジャッキアップし、タイヤの転がり具合、ブレーキがちゃんと聞いているか? そこからはじめましょう。


ではでは





 
 
 

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