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年末年始お出かけの方へ

年末年始お出かけの皆さまへ

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早いもので今年もあと僅か… 年末年始にお出かけを予定されている方もいるかと思いますが、今日は冬キャンプにおいての注意事項を解説しますので、参考にしていただき安全楽しい旅をお過ごしください。


お出かけ前はヘッド車、トレーラー共にタイヤの空気圧の点検を必ず行ってください。またホイールナットが緩みがないか確認しましょう。

長期にわたるお出かけの場合、荷物も増えがちです。寒さ対策に様々な道具を持って行かれる方も多いと思いますが、過積載は禁物です。トレーラーの適正に収まるよう注意しましょう。トレーラーが重くなると押される力も増えます。

また、トレーラーの中で使う暖房ですが、石油ストーブなどのご使用は絶対にしないでください。トレーラーの中で裸火は大変危険です。一酸化炭素中毒の可能性もあります。

トレーラー内で暖房を使うと大変中が乾燥し喉を痛める場合がございます。ご注意ください。


トレーラーにもスタッドレスを履きましょう

ラジアルタイヤの方は必ずスタッドレスを履きましょう。最近のモデルのオスロードタイヤの場合は、ある程度の雪は壁ですが、凍った路面では危険です。ネットチェーン等を備えておきましょう。スタッドレスで無い場合、高速の規制に引っかかる場合があります。


坂道の下りは特に慎重に!

登りはさほど心配いりませんが、下り坂の場合は常にトレーラーに後ろから押された状況になります。時にはブレーキコントローラーを上手く使いながら下って行きましょう。


急ブレーキは禁物

どんな状況でも急ブレーキは禁物です。いつも以上に早めのブレーキ。ポンピングブレーキで止まることを心がけましょう。雪の路面ではブレーキコントローラを使う方法もありますが、慣れない方は早めのブレーキが安心です。


水の凍結にご注意

寒さが厳しい場所だとトレーラーの配管が凍結する場合がございます。夜寝る時はウィーターポンプを切って、蛇口なども一度空けて水がそこにとどまらないようにしてください。蛇口を破損する可能性があります。

瞬間湯沸かし器ボイラーの方は、夜お湯を使っていなくてもボイラーが動くことがあります。これはボイラーの凍結防止対策の為なので、電源を切ったりしないでください。


オーニングに注意

急な突風などで破損する場合がありますので、就寝時などは必ず格納してください。また、寒い時期に動かすとシートの端が割れる場合がございます。雪の重みで破損する場合もありますので注意してください。


スタビライザージャッキをそのまま地面に付けないでください

土などの場所にスタビライザージャッキを下ろすと朝凍って取れない場合があります。ジャッキの下に角材等をおいて使用してください。 プラスティック製の敷物もお勧め出来ません。


窓はむやみに空けないでください。 これはアメリカンもヨーロピアンも同じですが、窓が凍りついている可能性があるからです。トレーラーの中で結露が起こり、朝になって凍っている場合があります。無理に窓を開けると破損する可能性があります。


シティーウォーター接続している場合は

トレーラーに接続しているホース内で凍ってしまう場合があるので、不凍栓がある場合は一旦ホースを外し不凍栓を締めてください。冬は基本タンクで使うのがいいです。


排水タンクが凍って排水出来ない場合。

トレーラーによりますが、排水タンクにヒーターパネルが貼ってあるモデルもあります。それで溶かして排水する方法があります。ない場合は溶けるまで待つしかありません。無理にタンクを叩いて砕こうと思わないでください。


冬キャンは空気も澄んで夜空もきれいで夏とは違う楽しみがありますね。ですが慣れないと様々なトラブルに見舞われることもあります。状況に沿った使い方に慣れて行く必要があります。トラブルもいい経験になることもあるので、焦らず対処してください。

安心なのはやはり電源を借りて使うということです。現地についたらまずガスヒーターでトレーラー内を一気に温めます。温まったら、電気ヒーターなどに切り替えて使う方法がいいかも知れません。ガス暖房はガスを結構消費します。ボンベ1本では持たない場合もありますので、予備ボンベを持って行くなどの対応も必要な場合があります。ガスヒーターはどうしても音が気になり、また乾燥も結構あるのでなかなか快適に寝れない場合もあります。加湿器がついた電気ヒーターなどは便利です。電気ヒーターもあまり消費電力が大きい物はNGです。 1000W程度にしてください。 ただ、ここで注意しなくてはならないのが、キャンプ場の電気問題。近年冬キャンを楽しむテントキャンパーも多く、電気敷カーペットやら、電気ヒーターやらかなりな電力を使う物を持ち込んで来ます。それによりキャンプ場の電気がパンクすると言う事例もございます。幸いトレーラーはバッテリーでガス暖房が使えますから逃れることは出来ますが、そういったこともあると思っておいてください。 


良くある事例をいくつか挙げさせていただきましたが、こうしたことは実際経験しないとわからないことです。様々なトラブルも経験重ねる上では大切なことでもあります。

こうした場合はどういたらいい?という疑問があればコメントでもOKです。言ってください。


12月29日~1月5日迄年末年始休業となります。トラブルに対しての対応が出来ない場合もありますので、注意して、対策してお出かけください。 ではでは

 
 
 

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