マーフィーベッドって・・・
- ㈱プラチナムインターナショナル

- 11 分前
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マーフィーベッドシステムってご存知ですか?

マーフィーベッドとは、普段はソファーなどになっており、寝る時にはベッドが出て来るシステムのことを言います。格納式ベッドシステム
今日はこれは本当に便利なのか? 個人的見解もありますが考えてみたいと思います。
マーフィーベッドの利点
ソファーとしてもベッドとしても使える。
ベッドが人目に付かない
見た目が豪華な気がする(笑)
デメリット
展開が面倒
ベッドをたたむ時寝具が邪魔になる
マットに折れ目があり、寝る時気になることがある(折れ目が無いものもあります)
マフィーベッドはトレーラーという限られたスペースに座る場所、寝る場所が出来て便利な一方、面倒な部分も多くモデルによっては無意味なこともあります。
マーフィーが不向きなモデル(左現行モデル・右旧モデル)

左は現行モデル、右は昨年モデルで現行モデルはマーフィーではなくなりました。
一見するとマーフィーのほうが座る場所が多く良いように感じますが・・・
ここからが実際トレーラー経験のある人の考えと、初めての人の考え方の違いといって良いと思います。 私は現行モデルのマーフィー無しが良いと考えます!
実際の利用ではこのモデルはUダイネットが広く、座るのはダイネットだけでもOK!
さっと横になれる常設ベッドの方が便利と考えます。
食事をする場合の多くはダイネットか外でBBQ等をしています。 トレーラーに入れば靴を脱いでベッドに横になるのが一番休まります。 手間なく寝落ち出来ます。
また、常設ベッドの場合はベッド下が大きな収納になっており大変便利でが、マーフィーの場合はシステム上収納が少なくなってしまいます。 マーフィーの方がコストが掛かっているので値段も高くなる傾向にありますし、走行する場合はきちんと格納してロックもしないと破損する可能性もあります。
ここ最近1軸トレーラーのマーフィーベッドが続々廃盤になってきているようです。 主な理由は、常にベッドにしていることが多くマーフィーとして使われないことが理由だそうです。 アメリカ人も結局はベッドが良いのかな?
マーフィーベッドのマットレスは格納するために軽量に出来ています。つまりマットの質があまり良いとは言えません。格納するためにマットが途中で折れ曲がるタイプもあり、この折れ目は寝る時、場所によってはかなり気になるものです。
箱がしっかりしたモデル、ロックウッドの様な良いモデルではマットに折れ目の無い良いものを採用しています。
小さな1軸トレーラーにおいてのマーフィーベッドは本当に考えないと意味がなかったり、かえって不満な物になる場合があります。
ウルフパップ16FQも以前はマーフィーでしたが、現行は常設ベッドになりました。それによりマットレスもよくなっています。
Wolf pup 16FQW(左現行・右旧モデル)

ゲストなどが訪れ座る場所を提供出来るマーフィーシステムは良いかも知れませんが、それは稀なケースです。 座れる人数と就寝場所を考えないといけないということです。 2人モデルであれば2人が座れて、しっかりしたマットレスの常設ベッドが私は良いのでは?と考えます。 マーフィーシステムも観てもらうと感動される方も多いわけですが、見た目の驚きと機能は異なります。 実際使う時のイメージをいかに上手く出来るかにもよりますね。 ちなみにWolf pup(ウルフパップ)は現在全て常設ベッドになります。
小型モデルのGeo Proは一部マーフィーを採用。上位モデルなので1枚物の折れ目め無しの上質マットレスを採用です。
マーフィーベッドが有効なモデルGEO PRO G20BHT

このトレーラーの場合マーフィーベッドは有効と考えます。なぜなら、スライド部がソファーになっており、ダイネットではありません。マーフィーベッドのところが対面式ダイネットになっています。ソファー部(スライド部)がダイネットというモデルが主流ですが、このG20は全長がそれほど長くありません。そのためスライド部をダイネットにすると狭くなるためソファーを配置し、そしてマーフィーベッド部にダイネットを配置したわけです。これであれば全長が短くともそれぞれに座る場所が確保出来るわけです。全長が短いトレーラーであっても4~5名が就寝する箇所に合わせて座る場所もある。こういった場合は有効と思います。
個人的見解もありますが、実際の利用を経験してきたり、使っていただいてるお客様の意見なども参考に書かせていただきました。マーフィーが自分に合うか?しっかりイメージして検討してみてください。 ではでは











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