ヒッチメンバーについて
- ㈱プラチナムインターナショナル

- 5 分前
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初めて牽引しようとする方が心配になるのがヒッチメンバー選び。勿論Proに相談するのが一番正確で安心なのですが、これを知ることで自分の車がどれくらいまで牽引可能か!ということも分かります。自分の車に適合するヒッチメンバーを検索して下の表のどれに当てはまるかで牽引出来る重さを知ることが出来ます。
ご自身の車のヒッチメンバーがclass Cの物しかない場合は750kgまでしか引けません。class Ⅱの物があれば1589kgまでOKということになります。
ヒッチメンバーの規格には、主に角パイプのサイズ(30mm/40mm/50mm、US規格の1.25インチ/2インチ)と、牽引能力(国内のA/B/Cクラス、米国のClassⅠ/Ⅱ/Ⅲなど)の2つの側面があり、用途やトレーラーの種類によって異なりますが、日本で流通する製品は50mm角や2インチ角が多く、牽引クラスは車両総重量500kg(Aクラス)から2000kg(Eクラス)程度まで細かく分かれます。 アメリカンを牽引したければ2インチ角をお選びください。
牽引能力(クラス)の規格


アメリカ製のヒッチメンバーの場合垂直荷重は様々です。これはヒッチメンバー本体が車にどの様な状態で取付られるかにより、通常は牽引可能な重さの10%というのが基本なのですが、それを上回る垂直荷重もあるため規格化されていません。製品のスペックで確認してください。
角パイプ(レシーバー)のサイズ規格
日本メーカー製: 30mm角、40mm角、50mm角が主流です。
アメリカ製: 1.25インチ(約31.8mm)、2インチ(約50.8mm)が主流です。
注意点: 50mm角と2インチ(50.8mm)は似ていますが、わずかにサイズが異なるため、キャリアなどを取り付ける際に注意が必要です。
ヒッチボールのサイズ
欧州製: 50mmボールが一般的です。
米国製: 2インチ(約50.8mm)や1.25インチ(約31.8mm)などがあります。
これらの規格は、ヒッチメンバー本体と、ボールマウント(ボールが付いている棒状の部品)、そしてキャリアやトレーラーの連結部分が適合するように選ぶ必要があります。
車に対する考え
ヒッチメンバーが出ていれば基本的には適正な牽引をすれば車も大丈夫ということです。
牽引時はかなりな負荷が車にかかることは確かです。車のメンテナンスも重要です。
牽引によるトラブルを避けたければ先ずは過度なオプションの取付を行わないことや過積載にならないように注意することです。基本アメリカンには全て備わっており、電源を接続して使うことが基本とされいます。
ウェイトディストリビューションヒッチシステム(通称デスビ)

アメリカントレーラー牽引時必須パーツでもあるデスビ。これを装着することで牽引出来る重さが増えたり、垂直荷重も増やせる効果があります。走行安定性もかなり変わります。
Geo Pro G17LEが登場して自分の車で牽引出来ますか?という問い合わせも増えています。17LEは車両乾燥重量が1,204kgなのでアメリカンとしてはかなり軽量です。通常このクラスなら1,600kg以上はあります。 17LEは基本的にはClass Ⅱのヒッチであれば牽引可能になります。ただし17LEは最大重量は1,726kgの重さまで耐えられるように出来ていますが、Class Ⅱヒッチの最大耐荷重は1,589kgなのでそれに収めないといけません。
安心なのはClass Ⅲのヒッチメンバーを取り付けることをお勧めするということです。
Class Ⅱのヒッチメンバーは多くの車向けで販売されていますので、国産車でもかなりな車種で17LEの牽引が可能になるのでは無いでしょうか。17LEは十分な装備も備えたトレーラーなので、通常に使う分には問題無いかと思います。
全長5mを切るGeo LEシリーズ 13LEや15LEも国内ではお勧め。牽引免許不要トレーラーですらこれより大きい物もあります。13LEや15LEは牽引免許は必要になりますが、勿論その分牽引免許不要トレーラーとは比べ物にならないくらい充実しています。
2月の入庫に向けてこの年末年始などで色々調べてみてください。
勿論不安な方はお気軽にお問い合わせください。
主な牽引可能国産車(Class Ⅱヒッチメンバー) 三菱デリカD5、アウトランダー、パジェロ・マツダCX5、CX8・トヨタハリアー、RAV4、ランクル、プラド、ハイラックス、ハイエース、ヴァンガード・日産エクストレイル、ムラーノ・スバルレガシーなど
年内のBlogは今日が最後となります。今年1年間お読みいただきありがとうございました。 来年も参考になるBlogが書ければと思っております。
12月29日(月)~5日(月)まで年末年始休業となります。よろしくお願いいたします。
2026年が皆様にとっていい1年でありますようにお祈り申し上げます。






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