本格的なアウトドアシーズンに入り、多くのキャンピングカーやキャンピングトレーラーが動き出すようになりました。 お出かけ時のトラブルや、マナー問題も増えております。 人から羨まれるキャンカーですが、反面僻む方も多いのも現実です。 今の時代すぐSNSに投稿されるなどの問題もあります。安全で楽しい旅のために、以下を是非目を通していただけると幸いです。
お出かけ前の点検は必ず行ってください。
これから夏休みなどで長期に出かける方も多いかと思いますが、毎週のように使っていても、是非運行前点検を行ってください。長期休みは荷物も増え、いつも以上に車にストレスがかかります。それによるトラブルも多くありません。
・タイヤの空気圧は必ず点検してください。同時にタイヤの状態、足回りの状態もしっかり点検してください。場合によっては販売店で診てもらうことをお勧めします。ただし修理や整備で大変込み合う時期でもあるので、早めに行動しましょう。
・バッテリーの状態をしっかり点検しましょう。 弱ったバッテリーは消耗も激しく長く使えなくなります。
・リチウムバッテリーを過信しないでください。家庭用エアコン搭載のキャンカーも多いかと思いますが、実際リチウムバッテリーでエアコンを作動させてもそれほど長い時間動かないのが現実です。安心して使うにはやはり外部電源を接続して使うことをお勧めします。
しかし、近年多くのキャンカーが電力を必要とするため、キャンプ場やRVパークでも電源容量が足らなく使えないなどの状況も発生しています。その様なケースもあるということを頭にいれて置く必要もございます。
・荷物は長期でも最低限に!お出かけが長くなれば荷物も増えがちですが、キャンカーは重くなることが一番事故やトラブルに見舞われる原因です。また、荷物の積載バランスも大切なんです。 収納が多いキャンカーは何も考えず詰め込みますが、バランスを考えて積まないと走行が安定しないだけでなかく、トレーラーの場合はスネーキングを起こしかねません。過剰装備。過剰積載は一番良くありません。
ルールを守りましょう。
毎年問題になるのが、道の駅や高速のサービスエリアの利用問題です。車中泊という言葉が定着し、どこでも車で寝ることが出来るというメリットはありますが、それを行うにもルールがあります。決まりではありません。マナーの問題です。 中には道の駅で車中泊し、隣の駐車スペースに椅子やテーブルを出して食事をするなんて方もいます。【空いてるからいいだろう】という方もいるようです。車中泊=食べる、寝る!が車内で出来る。それが車中泊です。サービスエリアや道の駅で仮眠、車中泊をする場合は他の方に迷惑にならないようにマナーを守って利用しましょう。
事故の多い原因
お出かけは楽しいものです。一生懸命働いて、さ~遊ぶぞ!とテンションも上がることでしょう。 特に購入して間もない方はそれ以上のテンションかと思います。 買ったばかりだから大丈夫だろうと、先に述べた運行前点検を怠ったことによる事故も多いです。 YouTubeなどでも買ったばかりのキャンカー事故なんて動画もありますね。 新しいから安心とはいい切れません。まずはきちんと運行前点検もしてください。
次に多いのは、やはりスピードの出し過ぎですね。渋滞も多く発生する季節です。それによりスケジュールが遅れ気味になり、ついついスピードを出してしまう。キャンカーは風の影響も受けやす物ですし、普通の車のようにバランスもよくありません。毎日運転する車と違い、運転操作にも特殊な操作が必要な場合もあります。スピードの出し過ぎで制御出来なく事故るケースも多いです。そしてスピードを出せば当然タイヤ温度も上がりバーストの原因になることがあります。高速でバーストしたらほぼ制御不能です。
忘れものにより、急いで取りに帰るなどの運転も気をつけましょう。
そして結構多いのが、家族や有知人との会話などに気を取られて事故るケースです。楽しいお出かけというのはわかりますが、Driverさんは運転に集中し、助手席の方はフォローしてあげて欲しいと思います。 お子様が渋滞でぐずるケースもあり、イライラ運転もよくある話です。余裕を持った行動をお願いします。
キャンカーやトレーラーは中にはスピード出して走ることが難しい車もあります。架装し過ぎて重たいキャンカーや非力なヘッド車のトレーラーなどです。かといって高速道路などはやはり周りの流れに乗ったスピードで走ってください。怖い場合や速度が出せない車は、下道を選択しましょう。 遅い車にイライラする乗用車やトラックも結構います。煽られたり、怖い思いの運転はせっかくの楽しい度も台無しですからね。
事故やマナー違反は喜んでメディアやSNSに投稿されがちです。ごく一部のことでも話が大きくなってしまいがちです。 安全で楽しい旅のアイテムですから、事故や変なトラブルに巻き込まれないよう注意して楽しみましょう。 皆様の楽しいRVライフの参考になれば幸いです。
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