top of page
執筆者の写真platinumintlusrv

アメリカントレーラーとヨーロピアン どちらがいい?

アメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーの違いを解説


皆様も大変悩むポイントではないでしょうか? トレーラーとして考えればどちらかと言えばアメリカンがいいことは間違い無いと思いますが、牽引する車の問題。駐車場問題もあり、簡単にどちらがいいとは言えません。今日はアメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーの主な違いについて解説したいと思います。 多くの方が、牽引免許不要ということと、安さ、牽引車を選ばないなどの理由でヨーロピアントレーラーからスタートされる方が大変多いのが現状です。 しかしながらこの牽引免許不要サイズは、せっかく購入しても結構多くの方が早い段階で乗り換えや手放すという結果になっているのも事実です。 ではなぜそのようなことになってしまうのでしょうか?


一番多い理由はその狭さです。 牽引免許不要サイズ、すなわち750kg以下のトレーラーは、その重さに収めなくてはなりませんから当然サイズも小さくなりますし、アメリカンの様な装備は備えていません。 展示会などではじめてトレーラーを見る方はそれでも大きく感じることがあります。ここが結構重要なポイントで、最初は補広く感じてしまうのです。しかし実際人が乗って使ってみたら、狭いという方は大変多いのです。購入を決断するうえで失敗になりかねない第一ポイントです。 せっかく購入したのに、すぐ乗り換えたくなる方も多く、ただこの場合は下取りなどの価格でかなりリスクを負います。

我が社のお客様の多くはヨーロピアントレーラーからのお乗り換えになります。

牽引免許不要サイズを買ってみたけど、狭い。サイズアップして少し大きなモデルにしたけど、装備が不満。 その様な理由からアメリカンに乗り換える方が大変多いです。


装備面の不満で最も多いのが、水のタンクが小さいという声が聞かれます。牽引免許不要モデルは多くの場合20L程度です。 大型モデルで40L~60L程度 アメリカンはほとんどのモデルが最低でも100Lほどあります。 ヨーロピアンモデルは水を入れて走ることが推奨されていませんが、アメリカンは入れて走れる様になっています。


次に多いのが標準装備の問題。多くのヨーロピアントレーラーはオーニングなど高額な物がオプション設定となっていますが、アメリカンは標準装備が基本です。 いくら車輌本体価格が安くても、オプションで高くなってしまっては購買意欲も無くなってしまいますね。

アメリカンはそれほど多くのオプションを付けなくては結構快適に使える様になっています。


ただし、アメリカンにもデメリットがあり、やはり大きさによる駐車場問題。車重量によるヘッド(牽引車)の問題もあります。給排水の問題もあります。

しかしこれらがクリアできる方は、迷わずアメリカンをお勧めします。

自宅に置ける方は、電気や、上下水道を直結して一部屋増築したような使い方も可能です。これはヨーロピアントレーラーではなかなか難しいです。


また、アメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーの目的として違う点として、アメリカントレーラーはトラベルトレーラーと呼ばれ、主にキャンプを目的とするより、旅行先へ家を持っていく感覚です。 トレーラーを目的地のキャンプ場において、ヘッド車だけで観光したり、温泉に行ったり、買い物に行ったりし、帰って来たら、家のように過ごすことを目的とされて作られています。一方ヨーロピアンモデルはまさにキャンキングトレーラーとして、テントの代わりに使われる目的が多いと思います。 ですから水のタンクも小さくていいと言った考えでしょう。


どちらが優れているとか、いいトレーラーということではなく、ご自身の目的にあったものを選ぶべきです。 


私も最初は牽引免許不要モデルからスタートしました。 私が購入した当時は比較的大きなモデルが牽引免許不要で乗れた為、それほど不満はありませんでしたが、今はかなり小さなモデルでないと牽引免許不要サイズのトレーラーはなくなってしまいましたね。 ではなぜアメリカンに乗り換えたか!ということですが、やはり装備の問題が大きかったです。私は主に旅行の宿として、カヤックを楽しむ目的でトレーラーを使っていますが、普通の旅行としての宿の目的が多く、トレーラーに戻って来たら家の様に過ごして、シャワーもしっかり浴びることが可能で、翌日はしっかり身なりを整えてまた旅行に行くことが可能です。 またカヤックを楽しむ場合は、それが目的なので、トレーラーの給排水などの作業をしたくありませんでした。  トレーラーの作業に時間を取られてはカヤックを存分に楽しめないと考えたからです。 出かける前準備は多少面倒ですが、出かけた先ではトレーラーは快適使うだけということで、現地で面倒な作業は一切ありません。

この様なことから、トレーラーを家的な道具として使うことを考える大変便利な物です。

いわゆるキャンプだけを楽しみたければ、アメリカンでもヨーロピアンでもいいかと思いますが、両方叶えられるのはアメリカンだと思います。


どちらを購入するか検討していくうえで、アメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーの性能の違い、標準装備の違いをよく比較検討してください。

また、ショーなどで安易に購入を決めないでください。


失敗しない買い方は、購入しようとするトレーラーにとにかく長く居てください。狭いと感じる様な場合は、すぐに出たくなります。 一方いつまで居てもそうならない物は購入後も不満を感じる事なく快適に車内に居られるということです。

とにかく牽引免許不要モデルは値段も安めで、展示会などで即購入に踏み切ってしまう方がいますが、絶対にお勧めしません。! 何度か足を運んで何度もそのトレーラーにいることです。できるだけ長く居て身体がその広さに慣れて来ると、不満が出るか、出ないかが見えて来ます。 1台目選びは本当に重要になりますから、失敗しない買い方のためにぜひ参考にしてください。






閲覧数:235回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page