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製造工程の違い

今日はアメリカントレーラーとヨーロピアントレーラーの製造工程の違いを簡単に解説します。参考動画をご覧いただくと一番わかり易いです。


フォレストリバー ロックウッドシリーズの製造工程


フォレストリバー 波板モデルの製造工程(ワイルドウッド・セーラム)


ヨーロピアントレーラーの製造工程(ホビー)


いかがでしたか?様々なところに工程の違いがあり、普段目にすることが出来ない壁の中の構造などが良くおわかりいただけたかと思います。


アメリカントレーラーのファイバーパネルモデルやヨーロッパトレーラーなどは基本的にパネル工法で作られます。断熱材は発泡系断熱材が使われ、サイドの壁はパネル化され組み上げられます。 同じアメリカンでも外側のパネルが波板状の物は、骨組み構造となっているのがわかります。断熱材の素材も違って来ますね。

断熱性能や防音性能、箱の強度などがあるものはパネル工法になります。

アメリカントレーラーのハイグレードモデルはほとんどこのパネル工法になります。

骨組み構造のトレーラーはローグレードやミドルグレードに良く観られます。ここで一つ注意して欲しいことがあり、外側のパネルがファイバーだからパネル工法で出来ているハイグレードモデルと安易に思ってはいけないのです。骨組み構造で作られたトレーラーの外側のパネルだけファイバーを貼ったモデルが存在すると言う事です


骨組み構造のWolfシリーズ

外側のパネルの違いがおわかりいただけると思います。これは全く同じ工法で製作され壁の中の構造が同じということです。これが外側のパネルがファイバーだからハイグレードと思っては行けないポイントです。ちなみにこれはミドルグレードです。

こういった違いを見極めることは大変難しいことなので、ご自身が購入しようとする物はどういった物なのか、ショップのスタッフによく確認して下さい。

ローグレード、ミドルグレード、ハイグレードの見分けは更に難しいポイントですが、ハイグレードはやはり見た目でも、車内に入った雰囲気でもわかります(笑) 難しいのはローグレードとミドルグレードの見極めですね。 わかりやすいポイントは、窓の大きさや窓の数です。

箱がしっかり作られた物は窓が大きかったり窓の数も多くなります。

一方、箱の弱い物はやたら穴を開けられないので、窓が小さかったり、少なかったりします。キッチンの前に窓があるか、またその大きさ。バンクベッドに窓があるか。そしてそれはフィックスではなくちゃんと開くのか?などがポイントになります。 箱の工法や強度は大変重要なポイントで、トレーラーは走行するもので、走行中歪むこともあります。箱が弱ければ雨漏れのリクスなども高まって来ます。そういった違いを良く知っていただき、ご検討下さい。皆様の購入の参考になれば幸いです。 ではでは #アメリカントレーラー #キャンピングトレーラー #トラベルトレーラー #製造工程 #キャラバントレーラー #フォレストリバー

 
 
 

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