清水タンクのお話
- platinumintlusrv
- 5月10日
- 読了時間: 4分
公式Blogをいつもご覧いただきありがとうございます。 今日はよくある質問、給水タンクや水のシステムに関するお話を少し解説したいと思います。 国産キャンカーやヨーロピアントレーラーからアメリカントレーラーに乗り換える方の多くの理由の一つに、給水タンクが大きいからとの理由で乗り換える方が大変多いんです。
ヨーロピアントレーラーの場合、小型だと20L位、大型で40L~60Lなんです。 多くの方が、水の少なさに不便を感じているようです。 現に私もヨーロピアンモデルに乗っていた時は28Lタンクで、2泊~3泊程度ともなると現地で給水しなくてはなりませんでした。タンクを取り外してキャンプ場などの水場で汲んで、それをまたトレーラーに戻しての作業は地味に大変でした。更に排水タンクが備わっていないヨーロピアンの場合、トレーラーの下に排水用タンクを設置し、いっぱいになったら捨てに行く!という作業がありました。 水場が近ければいいのですが、遠いと大変でしたね~。(笑)
とある奥様が、ご主人のこの作業の大変さを観て、アメリカンにしよう!ってなったお客様もいるんです(笑)Y田さんファミリー(笑)
一方アメリカンはトレーラーの下部に清水タンク、キッチンやシャワーの排水が貯まるグレータンク、トイレの排水が貯まるブラックタンクというものが備え付けられています。 どのタンクも100L程入ります。 更に大きな物もあります。 実際キャンプなどに出かけた際、水って結構使いますよね~。というか、水を存分に使えるって便利ですよね~。 テントキャンプなどの経験がある方なら、地味にセーブして使う!なんて経験の方は多いのではないでしょう。 朝の水場の混雑とかの経験も無いですか? 水場がすごく汚い時もありますよね~ せっかくのトレーラーやキャンカーであっても、水の量が少ないことはテントキャンプの状況と変わらない場合があるんです。 特に国産キャンカーの場合10L~20Lですからね~ どれくらいの量かというと灯油タンクが18Lなのでそれくらいです。 水のタンクがどれくらあればどれくらい持つ?なんてことも購入前は中々わからないことなんですがね~。
お湯の問題もあります。 ヨーロピアントレーラーにも温水ボイラーが備わっているものもありますが、アメリカンとはシステムが違います。ヨーロピアンの場合、多くの場合が沸かせる容量が少なかったり、電気でしか沸かせない(AC電源を接続していないと使えない)ことがありますが、アメリカンはバッテリーとガスで沸かすことができるため電源にとらわれず使えるんです。 お湯が使える便利さは皆様御存知かと思います。 お湯で洗えるほうが使う水も少なくて済むんです。 キャンプってお肉料理も多く、油汚れも多いですよね~。特に油汚れを落とすにはお湯が便利です。 更にシャワー! ヨーロピアンにも立派なシャワールームを備えたモデルもありますが、先に述べた様に清水タンクが小さい場合は使えません。もちろんボイラーのことも関係します。 アメリカンはしっかりした清水タンクの量、温水ボイラーでしっかりシャワーが浴びれます。 もちろん、これには条件もあります。限られた水の量ですからね。 私の現在のトレーラーが約100Lタンクで、夫婦で1泊して、調理、トイレ、2人でシャワーは可能でした。もちろんもっと節水すればそれ以上も行けるでしょう。 特に女性は水を多く消費します。 正直初めてトレーラーでシャワーを浴びた時は感動しました(笑)
キャンプ場のシャワーの場合、時間で予約したり好きな時に入れないわけですが、全く気にすること無く入れ、出ればもうトレーラーの中(笑) キャンプ場のシャワールームが汚かった経験もあります。 そこから私はキャンプ場などでほとんど水場やシャワーで困ることは無く、全てトレーラーで完結しています。温泉などに出かけた場合は本当に水は余る位残ります。
感動のシャワー体験(笑)電源なしサイト
アメリカンはフルフックに対応!
フルフックとは、キャンプ場の自分のサイトに電源や水道、排水設備が備わった状況を指します。アメリカントレーラーはタンクに水が無くても水道を直接繋いで使える様に出来ています。これにより水はエンドレスで使えるわけです。排水も繋いでおけば水を捨てる手間などありません。本当に便利です。日本ではまだその様な設備を備えたキャンプ場は少ないのですが・・・探せばいくつかあります。
全くデメリットが無いわけでもありません。取り外しが出来ないアメリカンは給水したり排水出来る条件が無いといけません。自宅に置ける方はほぼ問題ないのですが、駐車場を借りている方の場合は、給排水が出来ない場合もあります。もちろんキャンプ場などで給排水出来るところもありますが状況を観て選ばないといけません。 ざっくり給水に関する解説をさせていただきました。近日中に動画で更に詳しく解説できればと準備しています。お楽しみに
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