アメリカントレーラーのフロアプランとグレード
アメリカントレーラーには本当にたくさんのメーカー、グレード、フロアプランがございます。国内で流通しているのはほんの僅かなモデルです。

その中から自分に合うフロアプランを選択すること、購入する物がどれくらいのグレードのものかしっかり理解して購入することが大切です。 アメリカンを良く知らない方は、たとえグレードが低くてもその違いを見抜けません。ましてや元々が大きいので、広い!と興奮されます。 グレードのお話

アメリカンには大きく分けて3種類、ローグレード、スタンダードグレード、ハイグレードがあります。大きな違いは箱の作りになります。
ローグレードは箱の骨組みは木材でできており、断熱材はグラスウールの様な断熱材が入っています。外観のパネルはアルミ素材で、サイディング方式で組まれています。
ローグレードでも・・・

ローグレードの基本的な作りのまま、外側のパネルをファイバーパネルで作ったモデルも存在します。見た目では良いグレードに思ってしまいますよね。もちろんそうする利点はしっかりあり、断熱や防音性は上がりますし、つなぎ目の無いパネルは美しく、雨漏れのリスクもグッと軽減されます。
ミドルグレード

ミドルグレードモデルは、基本的にローグレード似たような構造で作られていますが、多くのメーカーで同じモデルでもアルミサイディング式ボディーモデルを選ぶか、ファイバーモデルを選ぶかの選択ができます。弊社でいえばWolf PupだとLimitedを選ぶかBLACKLABELを選ぶかといった感じです。オプションでファイバーパネル設定とするわけではなく、出来上がったモデルとして選ぶことが出来る。これはミドルグレードに多い傾向です。 更に車内の装備も良くなったり、断熱材も良いものにグレードアップされていきます。
ハイグレードモデル
その名のとおり、最も作りがいいものになります。

ハイグレードの主な特徴は箱の骨組みが金属でできており、断熱材も発泡断熱が使われています。フロントマスクも多くのメーカーでつなぎ目のない立体マスクが使われることが多いです。防音、断熱、箱の強度が全く違います。
同じ様に見えてかなり違うことを知って下さい。
サイズ選びとフロアプラン選び
どのモデルを選ぶか!色々あって本当に迷います。 まずは何人でどの様に使っていきたいかしっかりプランを明確にしましょう。駐車場の場所の問題も関係しますし、牽引して走る事も考えると、無理の無い大きさに留めるべきです。 大きなモデルはそれなりな広さもあり快適ではありますが、牽引の大変さも影響します。
実際にお勧めする大きさとしては、1軸モデルを選ぶなら、幅7フィート~7.5フィートモデルで全長7m程度までがお勧め。2軸モデルは基本8フィート幅となりますので、それだけでも大変になりますから、全長は8mを超えないほうがいいでしょう。これ以上大きいと、快適ではありますが、行けるフィールドも限られます。これは様々なフィールドに出かけた私の経験での話なので、運転に自信のある方は好みの大きさを選べばいいと思います。
広さのことですが、キャンピングカーショーなどで観るとどれも広く感じませんか?広く見えるんです。実際使う物が入っていないので! 実際購入して、様々な用品を積んで行くとかなり狭くなるのです。 ベッド展開などの事も考えてみて下さい。 何もなければ簡単ですが、実際はそうはいかないのです。 荷物が入った状況等もしっかりイメージできないと後に大変な思いもします。 中で立てるか!ということも考えましょう。 車中泊時などで、車の中で立つことができない状況で長く過ごすことはとても大変なことです。 寝てる時は天上の高さなんて関係ありませんが、起きている時は足が伸ばせるなどエコノミー症候群のことなど考える事も大切です。 トレーラーを選ぶにせよ、自走式を選ぶにせよこれらは購入後の良し悪しを決める需要なことです。高いお金を出して購入するものです。買って後悔しないように、皆様に少しでもお薬に立てる情報を出せればと思います。 ましてトレーラーはグレードにより大きく金額が変わるということは無いのです。1台作る手間は同じです。 使うパーツの価格差なので、可能な限りいいグレードのものを購入することをお勧めします。後々の快適感も変わって来ますよ。 今日の記事が参考になれば幸いですございます。ではでは #アメリカントレーラー #キャンピングトレーラー #キャンピングカー
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